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米中貿易摩擦の悪化はリスクオフを警戒

将来的な景気後退を早める

米中の貿易摩擦は双方から関税をかける品目を上乗せして、貿易戦争とも呼ばれるようになっている。
米国が関税を引き上げる意味は、「中国からの輸入量を減らす」ことを意図する。
現実的には消費税率を引き上げたに等しいことから、CPI(消費者物価指数)の上昇を促しているに過ぎず、中央銀行であるFRBは、物価上昇すれば利上げを急ぐことになる。
つまり中国製品への関税拡大は、結果として米国株式などの資産価格にはネガティブ材料だ。
こうした貿易戦争は過去にもあり、関税を極限まで強化した世紀の悪法、スムート・ホーリー関税法が招いたのは世界恐慌、そして第二次世界大戦への着火だった。
米中貿易摩擦の帰結は、CPIの上昇から景気後退を早めているに過ぎない。
FX取引は、将来的なリスクオフのシナリオを準備しておくことが必要となる。


取引する通貨の中銀総裁や政策金利を把握する

長期金利の動向を把握して金利を予測する

取引対象の通貨の金融政策がわからずに取引してもうまくいくはずもない。
その通貨が今後どうなるかを中央銀行の動きから取引のシナリオを作る。
そのためには、現在の総裁が誰か、 政策金利は何%か、金融引き締め局面か、緩和局面なのかをしっかり把握しておく必要がある。
また長期金利である10年国債金利も押さ えておきたい。
さらに総裁の発言機会も見逃さないようにしたい。