米ドル円はUSDJPYと表記される。
決して円ドル(JPYUSD)ではない。
これは左側の通貨が右側の通貨ではいくらの価値があるかを示すもの。
また、取引において左側の通貨を売り買いしていて、その相手が右側通貨だというこ と。
つまり米ドル円なら、米ドルを買うのか売るのかを考え、結果的に円高になったり円安になったりする。
この点からも日本円で考える習慣から離れ、基軸通貨米ドルを意識することが 重要。
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米中貿易摩擦の悪化はリスクオフを警戒
将来的な景気後退を早める
米中の貿易摩擦は双方から関税をかける品目を上乗せして、貿易戦争とも呼ばれるようになっている。
米国が関税を引き上げる意味は、「中国からの輸入量を減らす」ことを意図する。
現実的には消費税率を引き上げたに等しいことから、CPI(消費者物価指数)の上昇を促しているに過ぎず、中央銀行であるFRBは、物価上昇すれば利上げを急ぐことになる。
つまり中国製品への関税拡大は、結果として米国株式などの資産価格にはネガティブ材料だ。
こうした貿易戦争は過去にもあり、関税を極限まで強化した世紀の悪法、スムート・ホーリー関税法が招いたのは世界恐慌、そして第二次世界大戦への着火だった。
米中貿易摩擦の帰結は、CPIの上昇から景気後退を早めているに過ぎない。
FX取引は、将来的なリスクオフのシナリオを準備しておくことが必要となる。